風俗のスカウトマンって何？　女性が勧誘に乗ってはいけない理由とは

現在デリヘルをはじめとする風俗店の募集・応募はネットで行うことが普通です。

しかし過去のまだ法整備が進んでいなかった時代には、スカウトマンという人々が女性を風俗で働いてもらうよう勧誘していました。

今でもそのような方法を取る店舗はごく稀にあるようですが、くれぐれも誘いに乗ってはいけません。以下でスカウトマンの実態について見ていきましょう。

風俗店のスカウトマンとはどんな存在？

スカウトマンとは、名前のとおり女性を風俗店にスカウトするお仕事をしている人たちの総称です。彼らは繁華街などの路上で活動しており、道行く女性に声をかけて回ります。

一般的にスカウトマンの報酬は完全出来高制で、自分でスカウトした女性が風俗店で稼いだお金から支払われることになります。

例えば、スカウトマンが2人の女性をスカウトして風俗でそれぞれ10万円ずつ稼いだ場合、1割の1万円＋1万円＝2万円を報酬として受け取れるなどです。

つまるところスカウトマンは結果を出せなければお金をもらえないということになります。そのため何が何でも女性を風俗に引き込もうとして、問題のある行動ばかり起こしていました。

路上のスカウト行為は法律でNG、くれぐれも乗せられないように

このようなスカウトマンの活動ですが、実は職業安定法や各市区町村の条例（多くは『迷惑防止条例』という名前）によって禁止されている行為です。今となっては警察の取り締まりが非常に厳しくなっており、繁華街でもほとんど見ることはありません。

しかし地方に行くと取り締まりがルーズで、いまだにスカウトマンが活動していることがあります。

女性に対してくれぐれも伝えておきたいのは、このようなスカウトマンの勧誘にはけっして乗ってはいけないということです。

違法な手段で女性を集めようとしているわけですから、店舗の実態も法的にブラックである可能性が高いです。女性に適切な報酬を支払わなかったり、本番行為を無理やりさせたりなどがないとは限りません。

また最近のスカウトマンは手口も卑怯で、「芸能関係のスカウトをやっているんですが」など一見風俗のスカウトだと思わせない、騙すような勧誘の仕方をします。

デリヘルで働くならスカウトマンに頼らずネットでしっかり情報収集を！

スカウトマンが風俗で働くための入り口だったのは過去のお話。今はネットで情報収集して、気に入った求人に応募するというのがスタンダードです。

繁華街を歩いていると声をかけられることがあるかもしれませんが、くれぐれも乗せられないように気を付けましょう。

文｜ウィニング編集部